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BeSeTo

第17回 コンセプト

文化の交叉点から未来を描く日中韓の共同作業

 日本、中国、韓国の政府首脳が一堂に会することがまだなかった1994年、3カ国の芸術家の決断により創設された〈BeSeTo演劇祭〉は、先駆的な事業として驚きと注目を集めました。その後も、さまざまな政治外交上の曲折のなかにあって、16年の長きにわたり継続し、演劇祭という枠組みを超え、いまや東アジアを代表する国際文化会議としての役割を担うに至っています。韓国の金義卿氏(韓国国際演劇協会会長:当時)が、中国の徐暁鍾氏(中国戯劇家協会副主席・国立中央戯劇学院院長:当時)と日本の鈴木忠志氏に呼びかけたことから立ち上げられた3カ国による文化交流共同事業は、相互の文化の違いを認識しつつ、日中韓の芸術家が共同作業を行うことによって、芸術を核とする相互理解を促進するとともに世界文化への貢献を目指しています。

 BeSeToとは、北京(Beijing)、ソウル(Seoul)、東京(Tokyo)の頭文字をとったもので、1994年のソウル開催以来、韓国・日本・中国の順に3カ国で開催されています。3年ごとに巡ってくる日本開催の第1回(1995)と第2回(1998)は東京で、第3回(2001)には利賀、静岡が、第4回にはさらに鳥取が開催地に加わり、東京だけではなく全国規模で公演や関連企画を行うようになりました。

 17回目にあたる今年は、6巡目の日本開催となります。東京では新国立劇場、こまばアゴラ劇場、アトリエ春風舎、鳥取では鳥の劇場、静岡では静岡県舞台芸術公園を会場として、日中韓俳優出演作品を含む9作品、72公演を行います。

公演日程

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